中高年にみられる疾患
- 変形性脊椎症
- 中高年の腰痛・頚部痛の代表的な原因で、当院の患者さんにもよくみられます。
下肢症状や上肢症状がなければリハビリで対応します。
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰部の神経の通り道が、加齢により狭小化していくことによりおこる疾患です。
歩行の持続により、下肢の痛みやしびれが出て、座ったり休むと軽減します。安静時は殆ど症状はありません。
治療は保存療法ですが、効果がみられない場合は手術が必要になります。
- 変形性膝関節症
- 膝関節の軟骨が消失することにより、階段の上り下りの際などに、膝内側の痛みがでます。
O脚変形・膝が完全に伸びない・水がたまるなどの症状がでます。
ヒアルロン酸の注射などの治療が効果的ですが、重症の場合には手術が必要になります。
成人期にみられる疾患
- 腰痛・頚部痛
- 腰痛・頚部痛相談は多く、原因も色々考えられるのですが、丁寧な診察、画像を見ることで、原因を特定していき、その上で治療方針を決定します。
治療の原則はリハビリです。
- 腰部脊柱管狭窄症
- 加齢により、腰部の神経の通る場所が狭小化していくことによりおこる疾患です。
歩行の持続により、下肢の痛みやしびれが出て、座ったり休むと軽減します。安静時は殆ど症状はありません。
治療は保存療法ですが、効果がみられない場合は手術が必要になります。
- 椎間板ヘルニア
- 頚椎の場合は上肢の痛みやしびれ、腰椎の場合では下肢の痛みやしびれが特徴です。
医師による診察の他、MRIにて診断は確定しますが、基本的には保存療法の効果が認められます。
一部の重症例は手術等の治療を行います。
- 膝痛
- 膝の痛みは、スポーツ活動に伴って症状が出ることが殆どです。
明らかな外傷がなければリハビリなど保存療法で対処することが可能です。
外傷歴のある場合は、MRIなどの綿密な画像診断を行って、診断を確定させた後に治療方針を決定します。
小児にみられる疾患
- 肘内障
- 3才未満の子供が、腕を引っ張られた後から、泣いて動かさなくなった場合に考えられます。
整復は容易ですが、すぐの受診が必要です。
- 骨折
- 骨折は上肢から下肢までどこにでも起こります。
骨折の場合は、すぐに受診してください。